堕落論

義士も聖女も堕落せよ。健全な道徳を脱ぎ捨てよう。そこから戦後日本が始まる。敗戦直後、混迷する日本中を熱狂させた『堕落論』『続堕落論』はじめ、坂口安吾の世界をいま読み解く。
- シリーズ
- ★児童文学, スラよみ!現代語訳名作シリーズ
- 対象
- 高学年~
- 作者名
- 坂口安吾
- 訳者
- 松尾清貴
- 価格
- 1,540円 (本体1,400円 + 税10%)
- ISBN
- 978-4-652-20067-4
- サイズ
- 四六判
- 発行
- 2015年02月
- ページ数
- 176ページ
- NDC
- 913
義士も聖女も堕落せよ。健全な道徳を脱ぎ捨てよう。そこから戦後日本が始まる。敗戦直後、混迷する日本中を熱狂させた『堕落論』『続堕落論』はじめ、坂口安吾の世界をいま読み解く。
編集者コメント
言葉の壁をこえて、古典や名作のほんとうの面白さを体験してもらいたいと企図しました。読みやすい現代語を用いていますが、原文の意味ができる限りそのまま伝わるように努めています。このシリーズを入口にして、さらに味わい豊かな、原文での読書体験へとつながっていくことを願っています。