株式会社 理論社

きたむらさとし『ぼくがここに』原画展@メルヘンハウス


 
メルヘンハウスにて『ぼくがここに』(詩:まど・みちお 絵:きたむらさとし)原画展を開催いたします。

日本を代表する詩人の1人でもある、まど・みちおさんの没後10年記念として刊行された『ぼくが ここに』(理論社)の原画展の開催です。
スモッグがかかったような街の喧騒に、浮かび上がるようにして青い服を着た男の子が1人佇んでいます。
そこに象が現れ、気づけばそこは広大な茶色の大地となり、その大地にマメを植え象が水を与えると茶色の大地からは芽が出て、様々な植物が現れます。
そして、動物たちの大地での営みや海の様子が美しく描かれ様子から徐々にズームアウトし、宇宙に浮かぶ地球の姿が。そして、、、。
きたむらさとしさん自身がこの絵本制作に着手する際に、まるで「大きな謎解きのようだった」と語るぐらい、まど・みちおの素晴らしい詩。
しかし、見事にきたむらさとしさんがページごとに一枚の「絵画」として成立するような素晴らしい絵を描かれました。
見応えのある絵ばかりです。是非とも実際に原画の素晴らしさと、まど・みちおさんの詩の世界観をお楽し観ください!

【原画展スケジュール】
日時:7月1日(火)〜7月27日(日)10:00〜17:00(6,7,20,21は定休日です)

場所:メルヘンハウス2Fギャラリー
住所:〒464-0064愛知県名古屋市千種区山門町1-11覚王山コーポレーション1階3号
電話番号:052-887-2566
  
【トークイベント&サイン会も開催!】
今回の原画展を記念して、トークイベント&サイン会を会期最終日に開催します。きたむらさとしさんのトークのお相手は今回の担当編集者であり、プライベートではパートーナーである松田素子さん!
この絵本がどのような過程を経て制作されたのか?そして、編集者とはどんな役目なのか
意外に知られていない編集者の立ち位置の重要さなどを、作家と編集者で語るなんとも贅沢なトークイベント!
特に絵本作家志望の方は必聴です!
  
【トークイベント「えほんの作り方」】
日時:7月27日(日)13:30〜15:30
場所:メルヘンハウス2Fギャラリー
定員:15名(先着順)
参加費:2,000円
申込み方法:メルヘンハウスHPの「お問合せ」より、氏名、メールアドレス、「題名」欄に「7/27トークイベト参加希望」と記載して頂き、複数人での申込みの場合は、「メッセージ本文」に、ご自身を入れた人数(最大3名まで)をご記入ください。

【サイン会】
日時:7月27日(日)15:30〜17:00
場所:メルヘンハウス2Fギャラリー
※会期中にメルヘンハウスにてご購入された書籍のみ。

 
【ナント!きたむらさとしさんの絵が購入できます!】
今回の原画展は原画を観て頂くだけではなく、ナント!この原画展のために描き下ろして頂いた絵と、朝日新聞の「土曜日Be」という紙上で連載されている人生相談コーナー「悩みのるつぼ」に掲載された絵の合計14点の額装済の絵を販売致します!
価格も20cm角ぐらいのサイズで25,000円(税別)、220×270サイズの30,000円(税別)、305×395サイズの32,000円(税別)、そして、まどさんの詩を意識して描いた470×620サイズの150,000円(税別)までと、かなりお手軽サイズでハッキリ言ってお値打ちです。
早い者勝ちですので、ご購入ご希望の方はお早めにご来店ください!

くわしくはこちら
 
【プロフィール】
★きたむらさとし

1956年東京都に生まれる。絵本作家、画家。1979年にイギリスにわたり、1982年に『Angry Arthur』(ハーウィン・オラム/文 Andersen Press、邦題『ぼくはおこった』評論社)でデビュー。
イギリスの新人作家に与えられるマザーグース賞を受賞。30年にわたってイギリスを拠点に活動。代表作に『ミリーのすてきなぼうし』(BL出版)、『スマイルショップ』(岩波書店)など。

★松田素子

1955年、山口県に生まれる。編集者、作家。偕成社にて、「月刊MOE」の創刊メンバーとなり、編集長を経て1989年に退社。
現在はフリーランスとして、絵本を中心に、編集・執筆・評論などで活動中。

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