江戸っ子漱石先生からの手紙 一〇〇年後のきみへ
「小生は人に手紙をかく事と人から手紙をもらう事が大すきである。」と手紙に書いた漱石。
人情家でまがったことが嫌い、「個人の自由」を尊ぶ漱石。学生、教師、留学生、作家の各時期に書かれた手紙からは、人間漱石の魅力とともに、明治から大正へ移り変わる日本の姿もみえてくる。
目次
はじめに 百代の後に伝えん
第1章 江戸っ子金ちゃん 誕生から学生時代(1867~1894)
第2章 坊ちゃん 熊本へ行く 松山中から五高(1895~1900)
第3章 新世紀の英国ロンドン 下宿に籠城猛勉強(1900~1902)
第4章 小説家でデビュー 一高・東大講師(1903~1906)
第5章 人生 意気に感ず 朝日新聞へ入社(1906~1910)
第6章 漱石山房の日々 明治から大正へ(1910~1914)
第7章 牛のように図々しく 自由と個人主義(1914~1916)
おわりに すみれと明治国家
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- シリーズ
- ★ノンフィクション, 世界をカエル 10代からの羅針盤, 世界をカエル 10代からの羅針盤 第2期
- 対象
- 中学生〜
- 作者名
- 渡邉文幸
- 絵
- マット和子
- 価格
- 1,430円 (本体1,300円 + 税10%)
- ISBN
- 978-4-652-20307-1
- サイズ
- 四六判
- 発行
- 2019年07月
- ページ数
- 264ページ
- NDC
- 289
備考
2019年8月3日 しんぶん赤旗で紹介されました。
2019年8月7日 毎日新聞で紹介されました。
2019年9月1日 毎日新聞で紹介されました。
2019年9月号 MORGENにて著者インタビューが掲載されました。
2019年9月2日 東京新聞で紹介されました。
2019年9月24日 静岡新聞で紹介されました。
2019年9月25日 宮崎日日新聞で紹介されました。
編集者コメント
夏目漱石が書き送った手紙は残っているだけでも2500通以上にのぼるそうです。小説以上に人間性が伝わる「手紙」をひもとき、生身の漱石にせまります。