燃え上がる一揆の炎 天保の大ききんと近江騒動
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江戸時代末期、米作りがさかんな近江国で、農民たちの一揆がわきあがった。原因は、幕府が年貢をふやすためにもくろんだ見分(調査)だった。一揆勢は、見分の中止を求めて、幕府の使者のもとに殺到した。農民たちの命がけの行動によって、要求は受け入れられたかと思われた。しかし、幕府は一揆にかかわった者たちを、つぎつぎと捕え、きびしい取り調べをはじめた……。幕府と民衆のあいだの大事件、近江騒動を語る。
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- シリーズ
- 江戸幕府と7つの事件簿, 江戸幕府と7つの事件簿 第2期
- 対象
- 高学年~
- 作者名
- 小西聖一
- 絵
- 中山けーしょー
- 価格
- 1,980円 (本体1,800円 + 税10%)
- ISBN
- 978-4-651-20538-9
- サイズ
- A5判
- 発行
- 2023年09月
- ページ数
- 152ページ
- NDC
- 210
編集者コメント
年貢を増やしたい幕府と、それに反発する農民たち。江戸時代の幕府と農民の関係がよくわかる事件です。取り調べの場面は、過酷ですが、子どもたちには江戸時代の農民のきびしさも知ってもらいたい。わかりやすく読みやすいシリーズです。