承久の乱 幕府と朝廷の絆がゆらぐ
鎌倉幕府は、源頼朝の死後、有力者たちが政権闘争をくり広げていた。北条時政・義時親子は、ライバルたちを次々と追い落とし、三代将軍源実朝を、北条氏が支える体制をつくった。実朝は、朝廷からも信頼を寄せられていたが、ある出来事をきっかけに、幕府と朝廷の絆がゆらぎはじめる。後鳥羽上皇は、闘争に明け暮れる武士たちを嫌い「幕府を支配する悪の根源を討て!」と命じる。一方、鎌倉幕府では、頼朝の妻・北条政子が「頼朝様がつくった幕府を守れ!」と御家人たちを鼓舞する。こうして、朝廷と幕府の戦い、承久の乱が始まった。
承久の乱 幕府と朝廷の絆がゆらぐを購入する
見開きイメージ
- シリーズ
- ものがたり日本の乱
- 対象
- 高学年~
- 作者名
- 小前亮
- 絵
- 斎賀時人
- 価格
- 1,760円 (本体1,600円 + 税10%)
- ISBN
- 978-4-652-20609-6
- サイズ
- 四六判
- 発行
- 2024年06月
- ページ数
- 143ページ
- NDC
- 210
編集者コメント
なぜ幕府と朝廷は、戦うことになったのか? 「承久の乱」は、名前は知っていても、説明するのが難しい争乱です。この一冊では、歴史小説のような面白さをとおして、初めてスッキリ理解できます。