株式会社 理論社

ゾウのテウニス

ゾウのテウニス

クラスのみんなには簡単なことが、テウニスにはできない。でも、ゾウであることが役に立つこともあるし、子どもたちはテウニスが誇らしい。それでも、テウニスは思う。──世界中の人間がゾウだったら良いのに……。そうしたら、なにもかもがこんなにややこしくなくてすむのに……と。
人間に囲まれて暮らすゾウの男の子の気持ちを17のエピソードで描く。
どうぶつたちの物語で知られるオランダの国民的作家トーン・テレヘンの物語。

編集者コメント

自分だけが周りと違う──それは誰にでも起こりうることかもしれません。そんな状況のなかで悩みながらも前向きに生きるテウニスの日々を描いた本書は、「多様性」「共感力」といった言葉が見直される時代に、あらためて手に取っていただきたい作品です。
作者のトーン・テレヘンはオランダの国民的作家で、日本でも『ハリネズミの願い』など、孤独で愛すべきどうぶつたちを描いた作品が多く出版されています。
1997年〈銀の石筆賞〉受賞作品。

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シリーズ
対象
一般
作者名
トーン・テレヘン
訳者
長山さき
たまむらさちこ
価格
1,650円 (本体1,500円 + 税10%)
ISBN
978-4-652-20686-7
サイズ
四六判
発行
2025年06月
ページ数
126ページ
NDC
993
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