小泉八雲の怪談

亡霊たちの前で演奏する琵琶法師の話ーー「耳なし芳一」、吹雪の夜にやってくる美しくも恐ろしい女の話ーー「雪女」、坂の途中に現れる得体の知れない女の話ーー「むじな」など・・日本じゅうに知られる怪談は、明治時代にラフカディオ・ハーン(=小泉八雲)というアイルランド出身の作家によって書かれた。妻の小泉セツが、さまざまな民話や怪談を語って聞かせ、その創作を手伝ったという。本書は1904年に出版された小泉八雲の『怪談』に収録された17篇の短編を紹介する。読みやすい新訳と、詳しい解説によって、小泉八雲の世界を、新鮮に味わうことができる。

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- シリーズ
- スラよみ!現代語訳, ★児童文学
- 対象
- 高学年~
- 作者名
- 小泉八雲
- 訳者
- 松尾清貴
- 価格
- 1,650円 (本体1,500円 + 税10%)
- ISBN
- 978-4-652-20706-2
- サイズ
- 四六判
- 発行
- 2025年07月
- ページ数
- 184ページ
- NDC
- 913
編集者コメント
2025年秋からスタートするNHK朝ドラ「ばけばけ」は、小泉セツの物語。注目が集まるこの機会に、小泉八雲の「怪談」の面白さを現代語訳で体験してもらいたいと企図しました。