株式会社 理論社

まど・みちお 没後10年記念 「まど・みちおの絵本」(理論社)シリーズ原画展&スペシャルトークイベント開催@青山ブックセンター本店


童謡のみならず、哲学的な多くの詩をのこした詩人まど・みちおの没後10年を期して、 「まど・みちおの絵本」シリーズの原画展&スペシャルトークイベントを青山ブックセンター本店にて開催いたします。
–––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––
◆原画展◆
【展示期間】2025年2月5日(水)~2025年2月25日(火)*最終日は17:00まで
【展示会場】青山ブックセンター本店ギャラリースペース
【営業時間】平日  11:30~21:30
      土日祝 10:00~21:00 
【住所】〒150-0001東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山ガーデンフロア (B2F)
––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

まど・みちおの1編の詩をどのように絵本にするのか……。
絵本が生まれるまでについて、4人の画家とシリーズ編集者が語ります。
登壇者は、ささめやゆき・nakaban・あずみ虫・きたむらさとし、そして編集の松田素子。画家が一堂に会する稀なる会となります。是非ご参加ください。
–––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––
◆トークイベント◆
【イベント名】まど・みちお 没後10年記念 「まど・みちおの絵本」(理論社)シリーズ・スペシャルトークイベント
【日時】2025年2月8日(土)18:00~19:30(開場:17:30~)
【会場】青山ブックセンター本店 大教室
【定員】100名
【参加費】1650円(税込)
くわしくはこちら
––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

プロフィール

写真提供 : 石田京
まど・みちお
1909年、山口県に生まれる。1934年に雑誌に投稿した詩が北原白秋により特選に選ばれる。1951年に書いた「ぞうさん」は日本人に最も愛される童謡のひとつ。1968年にはじめての詩集『てんぷらぴりぴり』(大日本図書)を刊行。野間児童文芸賞を受賞する。『まど・みちお全詩集』(理論社)で芸術選奨文部大臣賞のほか多くの賞を受賞。1994年に日本人初の国際アンデルセン賞作家賞受賞。2003年には日本芸術院賞受賞。2014年2月に104歳で永眠。


ささめやゆき
1943年、東京都に生まれる。出版社の編集を経て画家になることを決意、70年代にパリやニューヨークで絵を学び、帰国後、細谷正之の名で版画や油彩画を発表。90年代から、ささめやゆきの名で活動。『ねこのチャッピー』(小峰書店)『ガドルフの百合』(宮澤賢治・作 偕成社/小学館絵画賞)『あしたうちにねこがくるの』(石津ちひろ・文 講談社/日本絵本賞)『よだかの星』(宮澤賢治・作 ミキハウス)『まどさんからの手紙 こどもたちへ』(まど・みちお・著 講談社)『あるひあるとき』(あまんきみこ・作 のら書店)『すなはまのバレリーナ』(川島京子・文 のら書店)『マルスさんとマダムマルス』(ひだまり舎)など。


nakaban
1974年、広島県に生まれる。絵画、書籍の装画、文章、映像作品等を発表している。新潮社の「とんぼの本」シリーズのマークなど、いくつかのロゴデザインも手がけている。音楽家とのライブ活動を不定期に行い、ステージでは幻燈的ドローイングを描く。主な著作に、絵本『ダーラナのひ』(偕成社)、『ランベルマイユコーヒー店』(オクノ修/詩 ミシマ社)、『トラタのりんご』(岩波書店)、『わたしは樹だ』(松田素子/文 アノニマ・スタジオ)『ぼくとたいようのふね』(B L出版)『ひとのなみだ』(内田麟太郎・文 童心社)などがある。まど・みちおの詩集『うふふ詩集』(理論社)の挿絵も手がける。広島市在住。


あずみ虫
1975年、神奈川県に生まれる。絵本作家、イラストレーター。安西水丸氏に師事。アルミ板をカッティングする技法で作品を制作する。2010年講談社出版文化さし絵賞受賞。絵本『わたしのこねこ』(福音館書店)で産経児童出版文化賞美術賞を受賞。写真家・星野道夫氏への憧れと野生動物への関心から、2018年よりアラスカに通い始め、現在はアラスカと日本を行き来しながら作品を制作している。絵本作品に『ぴたっ!』(福音館書店)、『アザラシのアニュー』『ホッキョクグマのプック』(ともに童心社)、『おねぼうさんは だあれ?』(Gakken)、『つるかめ つるかめ』(あすなろ書房)、『わたしがテピンギー』(偕成社)など。


きたむらさとし
1956年、東京都に生まれる。絵本作家、画家。19歳から広告や雑誌のイラストの仕事を始め、1979年にイギリスへ渡る。1982年に『Angry Arthur』(ハーウィン・オラム/文 Andersen Press)でデビュー。イギリスの新人絵本作家に与えられるマザーグース賞を受賞。(同書の邦題は『ぼくは おこった』 評論社)。その後30年にわたってイギリスを拠点に活動。代表作に『ミリーのすてきなぼうし』(BL出版)、『スマイルショップ』(岩波書店)などがある。その作品の多くが世界各国で翻訳出版されており、中南米やヨーロッパ、アジアなどのブックフェアにもたびたび招聘され、世界の子どもや児童書関係者との交流を続けている。


松田素子
1955年、山口県に生まれる。編集者、作家。偕成社にて『月刊MOE』の創刊メンバーとなり、同誌編集長を経て退社。現在はフリーランスで、絵本編集、執筆などで活躍中。

  • Facebookで共有
  • Twitterで共有
  • LINEで共有
  • mailで共有